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仮想現実空間への旅 [仮想空間]

最近、私が見ていたあるブログが終了しました。名前は“PSHomeスタディ”、ベネチア風パソペにて.jpg大人も楽しめる仮想現実空間をテーマにしたブログでした。私のブログを見てくれる、ほとんどの人がその世界を知らないと思いますので、少しその世界の紹介をさせてください。

私がこの仮想現実空間を知ったのは、TVで見たゲームの画像があまりにも綺麗だったのがきっかけでした。私は早々にゲーム機を購入し、ベニス風の部屋.jpgそのゲーム機に付いているさまざまな機能を試している内に、この仮想現実空間に迷い込んでしまったのです。その空間は、バーチャルリアリティの世界で、自分が作ったアバターと呼ばれる自分自身の分身が、TV画面の中に作られたさまざまな仮想空間で、現実とは異なる体験をする世界です。

その仮想空間では、別荘の夕日.jpg同じ世界を共有する多くの人達(アバター)とコミュニケーションが出来、それらの人達と知り合いになれば、その人が現実にはどこに住んでいる人であっても、その仮想空間でいつでもコミュニケーションをとる事ができ、その空間での経験を共有できるのです。

また自分の化身であるアバターを好きな顔、キッチン.jpg好きなスタイルにして自分の気に入った服を着せたり、アバターが住む部屋、家具などを手に入れて、自分の好みのスペースにし、友人をそこに呼ぶ事も出来るのです。

その仮想空間を別の例えで説明するとしたら、それは夢の世界に似ているかも知れません。夢の世界では、現在や過去、未来の世界に自分自身が登場し、現実の世界とは異なる体験をします。パソペ訪問.jpg夢の中では、自分自身が理想とする人間で登場したり、嫌な人間で出てきたりもします。

この仮想空間では、自分の化身であるアバターを使ってさまざまな人間を造ることができ、そのアバターを使って未来や過去、架空の世界を自由に移動することが出来ます。夢は、嫌な夢もあれば、もう一度見たい夢もありますが、しかし自分の意思では、それらの夢を選ぶことはできません。しかしこの仮想現実空間は夢と異なり、昨日と同じ場所に行き、同じ人に会うことが出来るのです。ロコアイランド.jpg

残念なことに、現在の仮想現実空間は、人間の五感である“視覚”“聴覚”しか感じることが出来ず、“触覚”“味覚”“臭覚”が体験できません。しかし近い将来、TV画面ではない世界で、人間の脳に直接アクセスし、“触覚”“味覚”“臭覚”も感じる事ができる仮想現実空間が必ず出来ると思います。人間の五感を体験できる仮想現実空間が出来れば、私達は家にいながら、まだ行ったことがない地球の果てから、宇宙の果てまで旅を楽しむ事ができるようになります。そして、私たちはそこで現実とは異なる社会を作り、現実とは異なる人生を楽しむことが出来るかも知れません。

(追記)私が紹介した仮想現実空間“PlastationHome”は、ソニーのプレイステーション3を購入すると付いてくるソフトで、Plastation3を使う人達のコミュニケーションツールとして開発されました。

*この記事を、“PSHomeスタディ”の管理人お気楽さんに捧げます。また、昨日の地震、津波、火災により被害を受けた方々に心からお悔やみ申しあげます。


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